ボーナスは、景気や勤務先の業績の影響を大きく受けるので、ボーナス払いを前提とした返済計画を立てると、将来、返済が苦しくなる可能性があります。
しかも、ボーナス払いの返済月は、毎月分とボーナス分の両方を返済することから、返済額が高額となり、一度返済が遅れると、正常な状態に戻るのも大変です。
毎月払いを基本とし、ボーナス払いの利用は慎重に検討しましょう。
【ボーナス払いを利用する場合の返済例】
フラット35、借入額1,000万円、年利3.0%、返済期間35年、元利均等返済の場合
ボーナス
返済割合 |
毎月返済額 |
ボーナス
返済額 |
総返済額 |
| 0% |
38,485円 |
0円 |
16,163,350円 |
| 10% |
34,636円 |
23,172円 |
16,169,157円 |
| 20% |
30,788円 |
46,344円 |
16,174,697円 |
| 30% |
26,939円 |
69,517円 |
16,180,530円 |
| 40% |
23,091円 |
92,689円 |
16,186,089円 |
毎月払いを基本としつつも、安定的なボーナス支給が見込める方の場合は、ボーナス払いを上手く利用することを検討するのも一つの方法です。
ボーナス払いを利用すると、毎月返済額が同じでも返済期間を短くすることができ、その結果、総返済額を少なくすることができます。
フラット35や公庫融資をご利用の場合、次表のケースのように、当初、最長の返済期間よりある程度短い返済期間でローンを組んでおけば、万一、ボーナス支給がなくなってボーナス月の返済が苦しくなったときでも、ボーナス返済を取り止めて、当初利用可能だった最長の返済期間まで返済期間を延長することにより(返済方法変更手数料が必要となります。)、同程度の毎月返済額で返済を継続することができます。
【当初ボーナス払いを利用し、後にボーナス払いを止めて返済期間を延長する場合】
フラット35、借入額1,000万円、年利3.0%、元利均等返済、当初利用可能な最長の返済期間が35年の場合
(1)当初はボーナス返済を利用し、返済期間30年に設定
ボーナス
返済割合 |
返済期間 |
毎月返済額 |
ボーナス
返済額 |
総返済額 |
| 10% |
30年 |
37,944円 |
25,393円 |
15,183,346円 |
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5年後にボーナス支給がなくなったら… |
(2)6年目からボーナス払いを止めて、返済期間を残り25年から30年(通算35年)に5年間延長
ボーナス
返済割合 |
返済期間 |
毎月返済額 |
ボーナス
返済額 |
総返済額 |
| 10% |
5年 |
37,944円 |
25,393円 |
2,530,570円 |
| 0% |
30年 |
37,481円 |
0円 |
13,493,439円 |
| 16,024,009円 |
結果、借入当初とほぼ同額の毎月返済額での返済が可能に。
出典元:住宅金融公庫
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