設計図面というと、付近見取図、配置図、平面図等が思い浮かびますが、住宅を実際に建築する場合には、その他にも様々な図面が必要となります。
木造戸建て住宅の主な図面は以下のとおりです。
設計図書は建物の完成した姿がどのようなものかを具体的に示したもので、住宅を造るためには様々な図書が必要になります。
| 図書の種類 |
概要 |
| 仕様書 |
建物の構造や内外の仕上げ材から設備まで、その建物に使用されている材料・設備などを整理したものです。 |
設
計
図
面 |
付近見取図 |
住宅地図などで建設地の位置が分かります |
| 配置図 |
敷地の建物の位置や外構が分かります |
| 平面図 |
各階の間取りが分かります |
| 断面図 |
建物の高さや断面が分かります |
| 面積表 |
土地、建物の面積が分かります |
| 仕上表 |
建物内部と外部の仕上げが分かります |
| 立面図 |
東西南北から見た建物の姿が分かります |
矩計図
(かなばかりず) |
建物の断面部分がより詳細に分かります |
仕様書とは、設計図面だけでは書き表せない事項を文章としてまとめたものです。その役割は次のとおりです。質の高い工事を行うために、また正確な工事費の積算のために、仕様書は欠かせません。
(1)建築主側と工務店側との契約の内容の一部
(2)使用する材料の品質や工事方法などを示した、正確な工事費見積のための根拠
(3)設計段階で想定した性能が確実に発揮されるための、具体的な施工方法を示した指示書
設計図は住宅の完成時の姿を具体的に示したものですので、希望通りの内容になっているかどうかをきちんと確認する必要があります。
以下のチェックポイントを参考に検討してみましょう。
| 図面の種類 |
チェックポイント |
| 付近見取図 |
建設地、方位、目標となる道路、建物などが示されているか |
| 配置図 |
方位や敷地の境界線、道路幅、敷地内外の高低差などが示されているか |
| 平面図 |
間取りや設備の位置のほか、筋かいや通し柱の位置などが示されているか |
| 断面図 |
床の高さ、天井の高さ、軒やひさしの出、建物の高さなどが示されているか |
| 面積表 |
土地、建物の面積が詳細に示されているか |
| 仕上表 |
内装、外装の仕上げ材料や塗装の種類などが示されているか |
| 立面図 |
外壁や開口部と屋根の位置などが示されているか |
矩計図
(かなばかりず) |
基礎、柱、はり、屋根などの構造上主要な部分の材料や寸法、地盤面から各部までの高さ、断熱材の種類や寸法などが示されているか |
| 全体 |
間取り、デザイン、設備機器は希望通りになっているか |
出典元:住宅金融公庫