リフォームのための費用は、工事費用、諸費用、予備費、耐久消費財購入費の合計金額が必要となります。
「リフォーム費用=工事費」と誤解して、契約してから諸費用が必要であることに気づいたり、リフォーム後の部屋に合った家具やカーテンを購入する費用が必要であることに気づくなどの失敗談はよくある話です。
リフォーム工事費が自己資金(現金)で足りると思っていても、諸費用や耐久消費財購入費などがかかり資金が足りないという事態になってしまいます。自己資金がリフォーム工事費しか準備できない場合は、資金が足りないと考えましょう。
また、長期にわたる返済の途中には、病気やケガ、転退職など不測の事態によって収入が減少する可能性もあります。そのような事態に備えて、最低でも半年分の生活費がまかなえる程度と当面のライフイベントのための貯蓄は残しておきましょう。
【リフォームに必要な資金】
|
(1) 頭金(もしくは、工事費用)
|
リフォームに必要な自己資金(現金) |
| (2) 諸費用 |
| (3) 予備費 |
| (4) 耐久消費財購入費 |
| (5) 不測の事態、ライフイベントへの備え |
上記で述べたリフォーム工事費や諸費用などが自己資金で足りない場合は、リフォームローンを借りることになります。公庫のリフォームローンの融資限度額は、工事費の8割ですから、頭金は最低でも工事費の2割必要です。工事費の8割を超える融資をしてくれるリフォームローンもありますが、家計に占めるリフォームローンの返済負担率が高くなってしまいます。頭金は多ければ多いほどリフォームローン借入額が少なくなるので、総返済額が少なくなります。
頭金の他にローン手数料や税金などの諸費用がかかります。また、リフォーム工事中に契約したリフォーム工事以外に、補修が必要な工事や追加しなければならない工事がでてきます。諸費用として工事費の1割、追加工事の予備費用として工事費の1割、併せてリフォーム工事費の2割程度を目安に見ておきましょう。
税金については、Step23で詳しく説明します。
出典元:住宅金融公庫