6月6日(金)、逗子地区で初めて『老後学校』 ~新・安心な老後を迎えるための基礎講座~ を開催しました。
当日は一日中強い雨の降る日でしたが、逗子市、鎌倉市周辺にお住まいの方々を中心に13名の方にご参加頂きました。
逗子地区で初めての『老後学校』ですが、プログラムは
第1部:「高齢者の住まいと入居事例」
第2部:「高齢な方の身元保証」および「老後の保険」
という2部構成です。
第1部では、「高齢者向けの住まいの種類・違い」とともに、「住み替えをされた方の入居事例」をご紹介しました。
※セミナースライド一部抜粋
有料老人ホームとサービス付高齢者向け住宅
<料金について(必要に応じた負担)>
(※1 )次のものがあります。
・介護保険サービスを受けた場合は、1割負担
・入居者の個別の希望に応じたサービス費用
・医療保険による給付を受けた場合の自己負担額、その他
(※2)料金の支払い方法
支払方法 | 内容 |
一時金方式 (一時金+月額利用料) |
入居時に一時金(前払金)を支払うプランで入居時に高額な支払がある分、総じて月払い方式より月額利用料が低くなることが多い |
月払い方式 (月額利用料のみ) |
入居時に一時金(前払金)がないプランで支払は月額利用料のみだが、一時金がない分、総じて一時金方式より月額利用料が高くなることが多い |
選択方式 | 一時金方式と月払い方式の双方の設定がされており、選択が可能 |
⇒ 高齢者の住まいと入居事例をさらにご紹介します ←こちらのリンクから
ご参加者の中からは、家具・備品の整理への不安感や、入居した後介護状態が重くなったことで退去を求められたりしないか?など具体的な質問がいくつも寄せられました。
※セミナースライド一部抜粋
施設のご紹介
御客様のご希望(入居予算・地域・生活スタイルなど)にあった施設のご相談から紹介、見学ご案内を無料で行います。
A様は、まだ非常にお元気(自立者)であり、「介護付有料老人ホーム」は、まだ早いため、市内のサービス付高齢者住宅をご提案しました。
A様は、下記のサービス付高齢者住宅の利点に感心されました。
また実際に住み替えをされた方の事例に対しては、「決めるときには、いくつもの施設を見るものなの?」など、さらに細かい背景の説明を求めるご質問を頂きました。
第2部・前半部分では、高齢な方の身元保証についてのお話です。
病院への入院や高齢者向け住宅入居には、身元保証人が必要になります。
一方で「お一人暮らしで頼れるご親族がいない」、「あるいは子供世代に迷惑・負担をかけたくない」という方が多くなっています。
こうしたお悩みをお持ちの方に、「解決策のひとつ」をご提案いたしました。
「後日より詳しく説明がほしい」というご要望も毎回頂いています。
⇒ 高齢な方の身元保証をさらにご紹介します ←こちらのリンクをクリック
第2部・後半部分は、老後の保険についてのご案内です。
人生における「2番目に高い買い物」といわれる生命保険。
ご参加者の年代に即して、「保険を検討する際の注意点」を2点に絞ってお伝えしました。
① 医療補償を検討する際のポイント
② 死亡補償を検討する際のポイント
死亡保障に関する注意点の中には、相続を意識する必要というポイントもあり、
相続税制改正を来年に控えているタイミングも一因か、熱心にメモをとっておられる姿が前回のセミナー同様目立ちました。
⇒ 老後の保険をさらにご紹介します ←こちらのリンクをクリック
最後に、
プログラム終了後のアンケートで頂いたご意見です。
⇒後日の茶話会で、“ご自宅で過ごすケース”、“ご自宅を売却して住み替えるケース”など、いくつかの選択肢についてお話する機会を持ちました。
「今の家は広すぎてかえって大変!」、「この先一人で大丈夫かしら?」といった、将来への不安を持っているという方が意外に多いものです。
『老後学校』に参加された皆様は、
・元気なうちに前向きに考えておくのがベスト
・誰に、どこに相談していいのかはっきりわかった
・事前に知っておくことで、あわてないで済む・・・それでホッとできた
・また次の『老後学校』に参加したい
こんなご感想をもって会場を後にされます。
お近くで『老後学校』が開催される際には、ぜひご参加下さい。
「ホッと安心」のために・・・